「路面電車と岐阜の街」「路面電車」車両ファイル880形


 車両ファイル 880形



競輪場前の888−9号
 競輪場前の888−9号 2000年 1月 撮影



880形
 
 
 
形式モ880
製造年月昭和55年8月
製造所日本車両
在籍車両880−1 882−3 884−5 886−7 888−9
車両の種類  電動制御客車(連接車)
制御方式間接制御
電圧DC600V/1500V
定員100
概要
880形は電源装置としてSIVを搭載、空気バネ台車を採用するなど岐阜線区初となる技術を
取り入れて登場した。
車内設備においても丸形の連結面やFRP製の座席、2色塗り分けの床材を採用するなど、斬新
なデザインが注目を集めた。

880形の投入によって美濃町線の複電圧車は2倍に増え、翌昭和56年のダイヤ改正で新岐阜
−新関間の15分ヘッド運転が実現した。
利便性の向上により減少していた利用客が増加に転じたため、鉄道復権の好例とされた。

平成3〜5年にかけて順次クーラー取り付け工事が行われ、平成11〜12年にワンマン機器の
取り付け工事が行われた。




新岐阜の888−9号
 新岐阜の888−9号  2001年10月 撮影
市ノ坪の886−7号
 市ノ坪の886−7号  2003年 4月 撮影








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車両ファイル 880形   Vol. 3 - 1      2004年 9月12日
初版 2000年 3月14日
URL  https://www.minoden.com/dfec/type880ec/type880ec.html