「路面電車と岐阜の街」「岐阜の街」岐阜の神社 葛懸神社


 岐阜の神社 葛懸神社




葛懸神社
     葛懸神社         2001年12月 撮影




  葛懸(かつらがけ)神社

  葛懸神社は昭和13年に長良川の堤防上から現在地に移転しました。
  祭神 葛懸明神・県明神・水除神
  社格 銀幣社

  葛懸神社では古くから「みそぎまつり」が行われてきました。
  その起源は不祥で、応永年間(1394年)の大飢饉の年から重要な祭儀となりました。
  当時の川の流れは現在とはかなり違っていて、天文3年(1534年)の大洪水以前までは社前の大池で
  みそぎを行っていました。

  「みそぎ」の意義は、女体を絶ち食物を一部禁止し霊川の清水で身体を清め、自分達一族の罪・けがれを
  払うと同時に自分達の幸福と五穀豊穣を神に祈願することです。
  厄除けの神として崇拝する人が多いのはそのためです。

  (参考文献)葛懸神社の神社略記を参考にさせていただきました。





境内
 境内         2000年12月 撮影
右奥は長良川の堤防
 右奥は長良川の堤防  2000年12月 撮影


長良川
 みそぎが行われる場所 2001年12月 撮影






  交通  岐阜バス「池の上」バス停下車 徒歩3〜5分(実測)






岐阜の神社 葛懸神社   Vol. 6 - 1      2005年 5月17日
初版 2000年12月 5日
URL  https://www.minoden.com/jinja/j_katsuragake/j_katsuragake.html