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路面電車マガジン 第 3 号

 1997年 8月24日 更新版


最近の話題


「スポレクぎふ'98」PR電車」 「スポレクぎふ'98」PR電車

 平成10年10月3日から10月6日に岐阜県で開催される「第11回全国スポー
 ツレクリエーション祭」のPR電車が登場しました。

 770−1号の両側面には「スポレクぎふ`98」とカラフルに描かれ、周りには
 可愛いマスコットキャラクターが各種の競技をする姿が描かれています。
 車両は道ゆく人々の注目を集め、新ためて電車広告の有効性が高い事を示している
 と感じました。
「ちんちんビール電車」  今年も「ちんちんビール電車」運転

 岐阜の夜景を楽しみながらビールが飲めるというこの企画は、予約即日満席となる
 大好評で、92年から数え6回目。
 車内にはテーブル天井にはちょうちん、白熱電球の灯りのもとで飲むビールは格別。

 今年は7月14日〜18日の4日間運転され、1日1回夕方から新岐阜〜忠節間を
 2往復した。(写真は93年のもの)
873-4  873−4号 営業開始

 873−4号は875−6号に続いてクーラー取り付け工事を行っていたが、この
 ほど完成し営業を開始した。

 屋根上機器や窓付近に若干の変更が見られるが、基本的には875−6号との相違
 点は無い模様。

2320廃車体  2320形写真入手

 これは今回入手した、4月をもって姿を消した2320形の解体直前の写真です。

 この後2320形はあっという間に解体されたとのこと。


772-3  772−3号 塗色変更

 「ブルーライナー・ミニ」として親しまれた772−3号は今回の定期検査で78
 0形と同じ色に塗色を変更した。

 今後出場する車両もアイボリーにグリーン、レッドのラインというカラーに塗色変
 更されるものと思われる。




「路面電車を愛する会 岐阜」


「路面電車を愛する会 岐阜」へようこそ

 このページは「愛好会」の形を借りて、岐阜の路面電車の現状を考えるとともに
 都市交通における路面電車の重要性を見直すページです。

 今回のテーマ

 「やはり古いモノは無くなるのか。・・・10本スポーク車輪が消えた」

  10本スポーク車輪 (私はそう呼んでいます。) とは、
  スポーク (spoke 漢字では車へんに幅の字の右側を書いて「や」と読みます) が
  10本ある車輪のことです。
  まずは実物を見て下さい。

755号(許可を受けて撮影 日付不明)


  この写真は 以前1両だけスポークの数が違う車両がいることに気付いて撮影したもの
  ですが 、755号は最近車輪を取り替えた模様でごく普通の車輪に替っていました。

  8本のスポーク車輪が多いなかで10本のものは回転すると大八車をイメージさせる
  ような美しい独特のリズムでスポークが回転し、見ていて飽きないものでした。
  550形や2320形が多くのファンに見送られ姿を消したなかで、私たちの知らない
  間にひっそりと姿を消した「10本スポーク」

 「やはり古いモノはなくなるのか。」

  古い鉄道車両にどれほどの価値があるかは、考え方が人によって大きく異なります。
  私はとても重要だと考えますが、みなさんはどう思われますか ? 。

                                 1997年 6月14日












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路面電車マガジン 第 3 号  Vol. 5 - 1      2001年 7月10日
初版 1997年 6月20日