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我がふるさと岐阜 小紅の渡し




  
   小紅の渡し       2018年 6月 撮影



  小紅の渡し

  岐阜市中心部の北西、鏡島大橋〜河渡橋間の長良川には、現役の渡し舟
  「小紅(おべに)の渡し」があります。
  かつて岐阜市内には各地に「渡し」があり、史跡も残っていますが
  現在も運航されているは小紅の渡しだけです。

  小紅の渡しが史実に登場するのは元禄5年(1692年)です。
  名前の由来については諸説あり、その一つは「渡し舟に乗って嫁入りする
  花嫁が川面に顔を映して紅を直したから」というものです。

  このあたりの長良川は忠節付近に比べて水深も有り、流れも穏やかなので
  私はこの説が正しいのではないかと思っています。

  南岸(左岸)には「鏡島の弘法さん」として親しまれる「乙津寺」があり
  毎月21日の命日には、参詣客で賑わいます。

  かつては「櫓漕ぎ」の木造船で運航されていましたが、老朽化により引退。
  休止期間を経て、現在は船外機付き新造船により運航されています。

  なお 小紅の渡しは遊覧船ではなく、県道「文殊茶屋新田線」の一部です。
  利用は無料ですが、観光船ではないのでご注意ください。


  (参考文献)小紅の渡し事務所の説明板を参考にさせていただきました。






今回は「一日市場」バス停から長良川の堤防へ向かい
北岸(右岸)の事務所で渡船をお願いしました


 
 ライフジャケット    2018年 6月 撮影


船頭さんの指示に従って乗船
必ずライフジャケット(船に常備)を着用


 
 出航    2018年 6月 撮影


 
 船上より    2018年 6月 撮影



南岸に到着
こちらから渡る場合はガードレールに備え付けの
「白旗」を振って合図する


 
 ガードレール    2018年 6月 撮影



階段を登り、堤防道路の車に注意して乙津寺へ


 
 堤防の階段    2018年 6月 撮影


 
 乙津寺    2018年 6月 撮影






場所
 北岸(右岸) 岐阜市一日市場
 南岸(左岸) 岐阜市鏡島

運航時間
  4月 1日〜 9月30日  8時00分〜17時00分
 10月 1日〜 3月31日  8時00分〜16時30分

休航日
 毎週月曜日 と 12月29日、30日、31日
 (月曜日が祝日もしくは21日と重なる場合はその翌日)

悪天候、川の増水時 等で休航になる場合もあります


 なお、運航日、時間、アクセス、利用方法などは、必ずオフィシャルホームページ等公式の情報にて事前に御確認下さい。




 
 櫓漕ぎの渡し船     2001年 3月 撮影


ページ履歴







我がふるさと岐阜 小紅の渡し   Vol.4      2018年 6月24日
前回 2004年 1月23日
初版 2003年 9月19日
URL  https://www.minoden.com/waga/obeni/obeni.html