「路面電車と岐阜の街」「路面電車」車両ファイル770形


 車両ファイル 770形



黒野駅の770−1号
 黒野駅の770−1号  2004年 7月 撮影



770形
 
 
 
形式モ770
製造年月昭和62年4月(774−5、776−7は昭和63年4月)
製造所日本車両
在籍車両770−1 772−3 774−5 776−7
車両の種類  電動制御客車
制御方式間接制御
電圧DC600V
定員90
概要
2車体3台車の連接車で、揖斐線−岐阜市内線直通車両として計4組成が製作された。
昭和55年に登場した美濃町線用の880形とほぼ同じ規格だが、車体では正面のバンパー、飾
り帯、側面の客室窓などが異なる。

岐阜線区で初めてクーラーを搭載し、パンタグラフも2基装備している。
また乗降確認用のモニターカメラや発券器などワンマン運転用の機器を備え、鉄道線用の引き出
し式ステップと軌道線用の折りたたみ式ステップの2種類のステップを装備している。

772−3号は名鉄創立100年を記念して「ブルーライナー・ミニ」となり人気を集めたが、
平成9年に同年に登場した780形と同じ塗色となり、他の車両も順次塗色変更された。

当初のワンマン運転用の機器は8トラックカセット式の自動放送装置と小田原機器製の発券器で
あったが、更新時に運賃箱や発券器が780形と同じ三陽電機(現レシップ)製と交換され、車
内運賃表示器が新たに設置された。
また平成13年には自動放送装置も交換されている。

現在英字入り字幕へ取り替えの取り替えが進み、乗降確認モニターは撤去されている。




忠節駅の776−7号
 忠節駅の776−7号  2001年 8月 撮影
新岐阜駅前電停の772−3号
 新岐阜駅前の772−3号2000年 6月 撮影

尻毛〜旦ノ島間の774−5号
 774−5号      2002年 1月 撮影
忠節駅の774−5号
 忠節の774−5号   2004年 5月 撮影








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車両ファイル 770形   Vol. 4 - 1      2004年 9月12日
初版 2000年 3月14日
URL  https://www.minoden.com/dfec/type770ec/type770ec.html